毛細管現象を用いる微量採血管
2019-05-16
※画像はパッケージラベル
品番 | 仕様 | 価格(税込) |
---|---|---|
SC-1s | Sサイズ プレーン5本入り(お試し用) 1.5×2.5x110mm(約150μl) |
¥1,650 |
SC-1 | Sサイズ プレーン100本入り 1.5×2.5x110mm(約150μl) |
¥13,200 |
商品説明
メーカーを問わず汎用の注射針が装着できる(24Gx1推奨 25G、26G等どのサイズも可)
陰圧をかけずに採血するため溶血せず、ごく小さな子猫やウサギ・フェレットなど血管が細く血液量の少ない動物や血圧の低い場合も容易に採血できる
針が血管内に入った瞬間に分かるため、初心者でも容易に素早く採血できる
今まで採血できず断念していたような動物でも採血可能に
微量全血で検査できる下記の項目などの検査に非常に有用
・血液生化学検査
・血球計数検査
・血液ガス、電解質
・血液塗抹鏡検
・ヘマトクリット
・簡易血糖測定
・フィラリア検査
・猫ウイルス検査 等
毛細管現象を用いる微量採血管の仕様
営業担当より
いつもアイデアを提供していただく和歌山県の平先生の依頼により、この毛細管現象を用いる微量採血管を作製しました。まずはSサイズを初回ロットとして10,000本(100本/包)作りました。
一見単純な見た目ですが、商品説明のところでお伝えしたとおり、小動物の採血、犬の採血、猫の採血など使っていただければその便利さに感心されると思います。
まずは使用方法を説明します。
①採血管のシリコンリング側を注射針のハブの奥に止まるまで挿入する。
②針が血管内に入ったら採血管を強く保持せず、手を添えるだけにする。(採血管が軽いため抜け落ちることなく患者が激しく動いても対応できる)
③採血後、血液がこぼれないように注射針をはずし、すみやかに検査に供する。
さらに理解を深めていただくために動画をご用意しました。
この毛細管現象を用いる微量採血管にご興味がありましたら、今すぐ下記よりお取り寄せください。先生からのご注文をお待ちしております。
お試し用の5本セットも用意しました。まずはどんなものか使ってみたいという先生はお試し用をご活用ください。
(2019/05/16)
営業担当より追加情報
お試し用を使った先生から動画のようにうまく採血できないとのご質問を受け、毛細管現象を用いる微量採血管を使って採血をする際のポイント・コツをまとめましたのでご覧ください。
採血の際、最も重要なことは、
採血管の先端が針の根元にしっかり届いていること
です。図で説明しますと・・・
図中Ⓐ:
採血管と針の間に空間があると血液が溜まったり、空気が入ってきたりしてうまく採血できません
図中Ⓑ:
少し捻りながら採血管を押し込んで採血管の先端が針の根元に届くようにするとうまく採血できます
図中ⓒ:
予め採血管の先端をシリコンリングより出して針基に装着してもいいですが、メーカー違いまたは同じメーカーでも針基の形状に微妙に個体差があるので、慣れるまではそのままの状態で装着開始することをお勧めします
この製品の当初の開発段階でシリコンリング部分を採血管と同じ材質にしようと考えていました。しかし試行錯誤の上、材質を分けたのは、シリコンの柔軟性を利用し、針基の微妙なサイズの誤差を埋めて微調整を可能にするためです。この点はスムーズに採血する際の重要な点でもあります。
そしてその他のコツとして、
針基から採血管を取り外す際は、採血管の底に小指を当てがって密封すると血液がこぼれることはありません。また血液を採血管から取り出す際は密封状態を解除して採血管を傾けると重力で血液が流れ出てきます。
以上の点に注意して改めて動画をご覧になると理解がより一層深まることと思います。
さらに使い方のコツをお手元に置いていつでも見られるようにチラシも作りました。画像をクリックするとチラシが表示されますのでダウンロードもしくはプリントアウトしてお使いください。
(2019/06/29)
毛細管現象を用いる微量採血管のご用命はこちらから・・・
毛細管現象を用いる微量採血管
[品番:SC-1s]
Sサイズ プレーン5本入り(お試し用)
1.5×2.5×110㎜ (約150μl)
価格(税込)¥1,650
毛細管現象を用いる微量採血管
[品番:SC-1]
Sサイズ プレーン100本入り
1.5×2.5×110㎜ (約150μl)
価格(税込)¥13,200