リクルートページ(7) ‐ 最後に
2017-11-30
⑦最後に(新しい仲間にできるだけいい条件で働いてもらいたいと考える理由)
ここでは私が新しい仲間にできるだけいい条件で働いてもらいたいと考える理由を述べたいと思います。
9年前、この会社を立ち上げるさらに1年前まで、私はサラリーマンをしていました。サラリーマン最後の会社勤めの時、私はその会社からクビを言い渡されました。当時はそんな言葉はありませんでしたが、今でいう、いわゆるブラック企業だったのです。タイムカードがない上に無駄に夜遅くまで拘束される日々の連続。営業上の理不尽な要求など、今思い出してもひどい会社でした。それでも幼い子供2人と妻を養っていかなくてはならなかったので、文句も言わず働いていました。
そんな中、ちょっとしたトラブルでクビを言い渡されたのですが、辞めさせられるだけの大した理由がなかった(今思えば私より一回り以上年下の社長は私のことを気に入らなかったのでしょう)と思った私は、私をクビにした会社を相手取って労働審判(4回の審査で結審する労働問題における簡易裁判)を起こしました。
この裁判の準備の時に法律のことや裁判のことなど労働問題に関する多くのことを学びました。簡易裁判とはいえ、裁判するには証拠を揃えることが大前提にあります。証拠もなく不満を訴えたところで何も取り合ってくれません。だから裁判に備えていろいろと証拠づくりをしました。
証拠づくりは、ここでは言い表せないような屈辱を感じながら行ったのですが、あのような思いはもうしたくはありません。
そんなことをしながらも結局は私の勝訴となりました。しかしその賠償金は基本給の6か月分という満足のいかない額に収まりました。判例からするとこれが妥当な落としどころということも知りました。
このような経験をしたからこそ、当社ではコンプライアンスを遵守し、私の会社で働いてもらう人には気分よく働いてもらい、私が経験したような嫌な思いはしてもらいたくないのです。だからこんな小さな会社でも労働契約書を取り交わし、就業規則も交付するのです。さらには仕事で普段の生活をつぶすようなことになるのではなく、残業なしで休暇もできるだけ取ってもらうようにしているのです。それで日々の生活はもちろんのことあなたの人生を充実したものにして欲しいのです。
以下に、動画にて簡単な挨拶をしているのでご覧ください。
私の言いたいことは以上です。このような会社で働いてみたいという方は次の要領でご応募ください。